先日、アービンジャー・インスティテュート公認ファシリテーターを一緒に取得した仲間と半年ぶりに会ってきました。
年齢も職業も全く違うメンバですが、『箱』という共通言語があると、安心して話せる場(心理的安全性)が形成されるのは、とてもいいものだなぁと感じました。
話す側も自分の考えや想いを遠慮なく言うことができるし、聴く側も、意見が違っていても、そういう考えがあるということをスムーズに受け取れ、聴いた話に対する意見や感想も素直に言えます。
色々な気づきが得られたので、定期的に会って話をしたいと思いました。
それとは別に感じたことが、人は他の人のことをあまりよく知らず、自分の解釈でその人のことを考えているなぁということです。
よくある、「あの人はこういう人だから」というやつです。
人は、主観でしか物事を見ることができないので致し方ないのですが、長年生きていると、その見方が凝り固まってしまいます。
別の視点から見ると、まったく違った感じを受けますし、想うことも変わってきます。でも、なかなか一人では視点を変えることは難しいです。
以前、交流会に参加したときに、そのようなときにどうすればいいのか質問された方がいました。
その時の回答は、「自分が本当の自分をさらけ出すこと。そうすれば、相手も自分の見方も変わるし、自分も相手の見方も変わる」との事でした。
実際は、相手の対応は変わらないかもしれません。
しかし、自分が変わった(変わる)ことにより、相手の見方も変わります。
本当の自分を出すことは、恐怖心があります。特に年齢を重ねるにつれて、過去の経験が今の自分を作っているため、変わることが怖い、変わりたくないというのが本心かと思います。
本当の自分を出すのは、そこまでたいそれたことをする必要はなく、会議の冒頭に、セルフチェックといった形で、今思っていることを話すだけでも変わっていきます。
奥さんと喧嘩したから気分が落ち込んでいるとか、今日通販のものが届くから楽しみだという些細な事で十分です。
それを聴いて相手がどう思うかよりも、言ったことにって自分がどう変化するのかに焦点を当ててみてはどうでしょうか?
以前の私は、自分が変わるために色々勉強し、セミナーに参加してということをよくやっていましたが、身近にできることってたくさんあることに気づきました。
SNSの発信もその1つで、今後も続けていきます。
自己開示をしてみよう!