人の話を聴くことはとても大切です。漢字で書くと、「聞く」ではなく「聴く」になります。
行動としては、音として「聞こえる」のではなく、耳を傾けてその人の話を聴く事です。
普段、我々の生活の中で人の話しを「聴く」という事は、よほど意識しなければできないと思っています。
何かをしながら人の話を聴くことは、かなり難しいです。
例えば、料理をしながら子供の話を聴くときも、100%子供の話に意識が言っていることはありません。
どうしても、作業の方に意識が言ってしまいます。
また、人の話を聴いているときも、本当に聴いているのでしょうか(聞いているになっていませんか)。
例えば、部下の話を聴いているときに、心の中で「それは、違うんだよなぁ」「自分だったら、こうするのに」などと色々考えてしまう事は無いでしょうか。
話している相手は、聴いている人の態度から「本当に、自分の話を聴いてもらえているんだろうか」と敏感に感じます。
人の話を聴くことは、努力が必要でとても大変な事です。
しかし、話している相手が、本気で自分の話を聴いてくれると感じたときは、
とてもうれしく、その人を信頼できると感じます。
人の話を聴くことにより、自分の成長につながるヒントが得られるかもしれません。
ホンの2,3分でもよいので、人の話を真剣に聴いてみたらいかがでしょう。
慣れていないとかなり疲れますよ。